私は海外留学で忘れられないことと言えば数え切れないほどありますが、中でもインパクトが大きかったのがいよいよ帰国するぞという日のフライトです。確か、イギリスからパリのシャルル・ド・ゴールへ寄って日本へというはずだったのですが、帰国当日、自分の便のフライト表記を見ると、cancelledになっていました。数秒後、二度見しましたがやっぱり私の乗る便だけキャンセルされていました。ちょっと待て!とパニックにならないように、係りの人に聞きに行きました。そしたら、別のルートを通って帰れるのでと説明を受けました。
見てみると、イギリスからアムステルダムへ寄って、更にインチョンに寄って、そして日本に到着のようです。まぁ帰れるのならいいかと思いましたが、アムステルダムでの待ち時間が異様に長い・・・。8時間空くので何をしようと思いました。あるあるですが、こうやって世界をあるているといつが朝ごはんでいつが昼ごはんで、寝るのはいつかわからなくなります。眠たくなかったので空港で寝て時間をつぶすこともできず、自由に使えるパソコンを発見して時間をつぶしました。90分いくらと決まっており、世界中で使えるクレジットカードで利用しました。インチョンではこれまでにないようなチェックを受け、カプセルに入れられて両手を上げる、厳重な検査でした。くたくたになりましたが、それでも無事、帰国となったのは忘れもしない思い出ですね。さすがストライキの王様、フランスでした。