私は入社以来、ドメスティックな仕事ばかりでビジネス英会話の必要性もありませんでした。また、私自身、海外勤務を希望していたわけでもないので一生ビジネス英会話とは無縁の世界で仕事していけると考えていました。ところが突然、宣伝広報部門に異動することになり、海外売上比率が5割以上の私の会社にとっては国内勤務でありながらも海外との頻繁な交渉や打ち合わせが日常茶飯事となりました。こうなってくるとわたしもビジネス英会話とは無縁だといえなくなります。直接面会ではなくとも、テレビ会議システムやメールでのやり取りは毎日のように起こります。
メールに関しては自分のペースで何とか送信、受信を行うことができますが問題はダイレクトコミュニケーションです。学生時代から全くと言っていいほど実践してこなかったおかげで全くついていけないというのが残念なところでした。この時に感じたのはビジネス英会話というのはとにかく早い段階から慣れて置き、実践の中で使っていないと年齢とともにつらくなるということです。私自身もすぐに朝の英語のテレビのニュース、通勤の往復1時間も英語のニュースをスマートフォンで聞くことで慣れようとしました。この結果、3か月程度でヒヤリングは日常業務とともに慣れてきましたがスピーキングに関してはその後3年たってもなかなかうまくいきません。とにかくビジネス英会話というものは実践を早い段階から行うに越したことはないということです。