私は一年間交換留学制度を利用して海外の大学にいました。そこで印象深かったことの一つが、学期末に行われるテストです。私は日本の大学では授業もテスト時間も90分だったのですが、留学先では2時間か3時間でした。長い!と思いましたが、受けてみるとそうでもなく、時間も余って一安心したことがあります。
初めての海外でのテストは、凄い人数が体育館に収容され、科目ごとにセクション分けされて自分の席を探すところから始まりました。こんなに広いところでまとめてやるなんて、まるで受験並みではないかと思ったものです。
ちょっとびっくりしたのは、隣がみかんを机に置いていたことですね(笑)
自由というか、持ち込み制限が緩いというか。そういうところがまた日本と違って好きなところなのですが。特に楽しかったのは、英語で書かれた問題を読んでドイツ語のテストを受けたことです。もう英語での生活は慣れていたので今更驚くことはなかったのですが、今また英語でのテストを見ると新鮮さが戻るかもしれません。確かドイツ語のテストは3時間だったと思いますが、辞書を持ち込むと、私の電子辞書は英語以外にドイツ語もついているのでカンニングになってしまいます。よって、英語の質問文は読めなければそもそもアウトでした。文学の授業ではこれでやられて、難しい質問には答えられませんでした。一応書いたには書きましたが、たぶん質問にきちんと答えられず間違えだったと思います。でも、今思えば楽しい経験でしたね。